手探りで始めた手作り、最初のころから比べるとすっごい違うものになっている。
特にジーグの肝臓の数値が悪くなったあたりから、本当に変わった。
これからもドンドン変わっていく可能性があるので、たまぁに
「その時々の考え方」を書いていこうかなと。

今の基本は
肉…鶏(むね、もも、ささみ)、ラム、マトン、鹿、ターキー。馬。近々カンガルーにも挑戦予定。
内臓肉は鶏レバーやラムレバー、鶏ハツ、ラムハツなど。
カロリー調整は基本的に肉でやっている。ほぼ主食、見た目は「肉ばかり」という感じ。

とにかくいろいろな種類のお肉を食べてもらうことにしている。
メイベルが強烈に飽きっぽいというのもあるし、やはり「肉食動物」なのだから、野生時代は「そのとき目の前を通った動物」を食べていたと思うのである。
最近、「ダーウィンが来た」とかの野生動物特集でネコ科が出てくるとしっかり見ているのだが(決して「きゃー可愛い」「いやん、ちゃいちゃい」とか萌えているのではないぞ、決して萌えてなど…)同じネコ科の動物でも狩る対象が全然違う。サーパルキャットはネズミと蛇だし、ライオンは大型のシカとか狩るし。
「猫より小さい動物でないとダメ」という意見もあるけど、自分より小さいのばっかり狩ってるネコ科動物って少数派のような…???むしろ敏捷性を生かして、自分よりでかい動物狩ってないか?と思うのである。
なので肉の種類にはあまりこだわっていない。「生で食べられるお肉」なら何でも、って感じ。

魚…におい付け程度。食欲が落ちた時にサワラやカレイなど白身の魚をたくさん入れることがあるが、その時は入れた分肉を減らしてカロリーを引く。ビタミンD源として鮭を入れることもあるが、このサーモンオイルがやたらと評判がいいので、入れないことも多い。
あと「煮干し命」のエリックのために、煮干しも欠かせない。ジーグとメイベルは要らないらしく、むしろ「肉よこせ!」って感じで鼻で押しのけて肉食べてたりするんだけどな…。

野菜ペースト…とにかくシンプル!を心がける。
じゃがいも、さつまいもなどのイモ類やかぼちゃ、にんじん、ブロッコリー、葉っぱ野菜、おから、きのこなどいろいろなものを週ごとにがらりと変えてしまうけれど、その代り「1回あたりに使う野菜・野菜に準ずるもの(おからなど)」はだいたい3種類、多くて4種類。
肉のところで「ネコ科の動物が狩る動物」について考えてみたけど、草食動物ってのは弱いから、1つのえさ場にいて似たような植物を延々食べているはずなのである。
たとえばイモばっかりとか木の実ばっかりとか草ばっかりとか。
そうすると、ネコ科の動物の体内に入ってくる植物=草食動物が食べた植物の種類の数も、「1回あたり」の数は限られてくるはずだと思う。
が、植物は生えたり枯れたりの移り変わりが激しいから、「季節ごと、下手したら1か月毎」の変動は激しかったりすることもあるんじゃない?…と。(1年中同じような草が生えるサバンナで、同じような草ばかり食べている鹿を狩ってるとか、そういうこともありえるとは思うけど。これはあくまで私の考えですので)
そうすると、「旬の野菜」を使うのも大事ということになる。

これが、「1回あたりの種類は少なく」「旬の野菜をメインに」「1週間ごとに野菜を変えて」の理論の根拠。

サプリ…↑みたいに野生、自然と言いながら、でもサプリ入れる、弱いorz
エリックの結膜炎対策のビオチンジーグの肝臓対策のカルチニン亜鉛
カルシウム源としての卵殻パウダー、ナトリウムが足りない時は精製塩。

これは野菜ペーストに混ぜておく。
消化酵素+ビタミンCビタミンEは食べる直前に混ぜ込む。最近あまり魚を使っていないので、ビタミンEは週1、2回。

これが今の考え方。
一応栄養計算もしてるけど、「リンとカルシウムのバランス」と「極度に欠乏しているビタミン・ミネラルがないか」「脂質多すぎないか、低すぎないか」というチェックくらい、あまりとらわれすぎないようにしている。
↑の考え方で作ると、タンパク質がだいたい55-60%くらいかなあ?
AAFCOから見たら「トンデモ」な数値なんだろうけど、ジーグの肝臓はこれにしてから劇的によくなったし、エリックのアレルギー性結膜炎の回数も減ったし、みんな元気だし。

とりあえずしばらくこんな感じで行く予定。