日本学術会議(日本のブレインとも言うべき頭脳集団)が公式にホメオパシーを否定する声明を出しました。

朝日新聞の記事
http://www.asahi.com/health/news/TKY201008240373.html?ref=rss

声明全文(PDFファイルです)
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-d8.pdf

もしもまだ、猫さんの医療をホメオパシーだけに依っている方がいらしたら、すぐにおやめ下さい。お願いします。
ホメオパシーには一時期お世話になりましたし、完全否定するものではありません。
ただ、
「病院が閉まっている時間に急に症状の出た猫に与えて、猫を落ち着かせ、飼い主も落ち着くもの」
だったり、
「治らない治らないとイライラしている気持ちが猫に伝わり、猫もイライラしてしまって疲れてしまったときに使うもの」
=一種の精神安定剤だと私は思っています。

ではなぜホメオパシーで慢性病が治った猫さんがいるのでしょうか。
それは、
「質のあまりよくない市販フード→質の良い市販フードや、手作り食や生肉食への変更」
「飼い主が猫さんの健康により敏感になり、ちょっとした変化を見逃さなくなったこと(飲水量の変化、食欲の変化、遊ぶ量の変化、体重など)」
だと思うのです。

慢性的な病気をホメオパシー「だけ」に頼ったり、ホメオパスの言いなりになってワクチンを完全に止める(特に狂犬病ワクチン)のだけは絶対におやめ下さい。
お願いします。